ある日ファミレスでこっそり聞いた美容師にとって気になる話
こんにちは!
よこいです!
こんな記事を読みました
確かに
美容業界の
厳しい現実ではあります…
しかし
カット2500円が妥当だと!?
笑わせんじゃねぇ!!
とぼくは思ってしまいます
なぜなら
技術を極めるためにいまでも日々努力しているし
向上している
そして
実際にお客様の髪を切らせてもらうまでには果てしないほどの時間を練習に当てて寝る間も惜しんでやってきた
という自負がありますし
実際
6000円というカット料金を払ってまで
通ってくださるお客様がたくさんいるからです
とは言うものの
価値観とは人それぞれちがうものであり
それが
お客様と美容師では必ず
ズレ
があると思っています
1000円カットや
低価格サロンが
たくさんある今
一般的に
お客様にとって
美容室の妥当な
値段
というものは
どんどん
低価格志向になっており
さらには
クーポンでの割引で安くなるところを探してから行く
そんな方も多いです
でも
それは間違ってないし
いまの美容業界がそうなってるんだから
お客様の感覚がそうなって当たり前だと思います
その中でいかに
低価格サロンとは違う!
と思ってもらえる自分たちかどうかではないでしょうか
ある日のファミレスで
友達とファミレスに行った時のはなし
夜も遅くでしたが
それなりに混んでいた
誰もが知っているであろうチェーン店
さて、
なにを食べようかなーと
メニュー表をみていたら
「美容室でスタイリストとトップスタイリストの値段の違いってなんでかわかります?」
と後ろの席から聞こえてきた
ん?
これは?
かなり興味があって
聞き耳をたてて聞くことにした
その人は
どうやら営業の仕事をしていて
お客に商品の説明をするために
美容室を引き合いにだしたようだ
関西弁で
明るくて話がうまそうな20代後半の男性
「いつもの美容室に電話したら担当のスタイリストの人が予約いっぱいで」
関西弁の営業マンが話し始めた
「トップスタイリストでしたら大丈夫ですと言われたんですよー
でも高くなるしなーと思いながらもトップスタイリストの方にお願いしたんです。」
ふんふん。
それでそれで?
その先がきになり
さらに耳をすませるぼく。
「で、
ハサミを入れてもらった瞬間に
あっこの人はトップスタイリストやなー。って感じたんですよ!
なんでやと思います?」
なんでなんで?
もはや
その人のお客より真剣に聞いているぼく。
「そのトップスタイリストの人…
上から切り始めたんですよ!!」
…
そこかーーーーい!!
思わずツッコミたくなりましたね
どうやらその方にとっては
美容師でいう
アンダーセクションから切り始めるのではなく
トップセクションから切り始めたことが
価値
に感じたようです
いや、
それ人それぞれですよ!?
ぼくだって
男性はトップから切りはじめます
むしろ
うちのスタッフでは
アンダーから切る方が珍しいくらいです
でも
お客様にとっては
それくらいのことが実は
1000円や2000円カット料金が高い
トップスタイリスト
という価値に感じるのではないでしょうか
あっ
この人いままでの美容師となんか違う!
いかに
そう思ってもらえるのかが重要な気がします
長くなりましたが
低価格サロンがどうとか
高付加価値サロンがどうとか
どっちがいいとか
悪いとかはもはやどうでもいいことです
1000円のところでは
1000円分のサービスやクオリティしか得られませんし
それで満足してもらえればいいじゃないですか
ただ
カットに6000円や7000円
ましてや
10000円払うお客様も実際たくさんいて
その方たちは
それに見合うサービス、クオリティを求めて来てくださる
だからこそ
僕たちがいまできることは
その対価に見合う
技術、接客、サービス
はたまた
サロンの環境まで
しっかり見合うように整えること
そして
自分自身は向上し続け、
その対価に対して
安いくらいだ
と思ってもらえるようなくらいにまで
高めていくことではないでしょうか
いくら練習やセミナーに時間を使っても
お客様はそれを知らないし
結局は
短い滞在時間で
それを感じてもらうしかありません。
自分の全力をぶつけて
どや!?
となっても
それを認めてもらえなければ価値にはなりません
認めてもらえなければ
美容師のエゴでしかなく
料金というシビアなものに対して
納得して払っていただくために
自分はなにをし続けるのか?
だと思います
日々努力、日々勉強
向上している人には
美容師に限らず
魅力があると思います
自分自身の価値
というものに真摯に向き合いながら
これからも向上していきます!!
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